「よーんでくれなきゃ注射だじょ!注射だじょ!注射だじょ!」(鳥山)「出版は諦めてやってください」
「ハイ」(即返答)
無邪気は強し。
今回は、原因は一つではなく恋愛小説執筆にかかわる複合的な要素が入り組んで引き起こった症状のようですね。恋愛小説でセックスを描いているのに童貞だとか、パターン化している自分の作品、本気で書いた他の作品が売れなかったことなんかで、どんどんコンプレックスがふくらんでいった。
恋愛小説の大家のジジィとの対立や、作品を本にしたいという情熱を思い出すことで気持ちは浮上していったようですが、最後にマユミちゃんが出てきたのはちょっと意外だったなー。「あたしロッキンオンしか読まないから」って言ってたのにしおらしくなっちゃって。
ここで鳥山が「恋愛小説もよんでよ!そっちも本気で書いてるからさ」と発言したことで、鳥山の中でバランスがとれたんだなと思いました。
しかし「ジジィと若い娘の恋愛小説」って、実際読者として若い娘を確保できるんですかね…?
ジジィってもミドルエイジくらいならいいかも知れませんが、老人となると無理だなあたしゃ。